認知機能の改善事例
「意識の活性化」科学的根拠に基づいたカイフクの記録
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「認知症だから、良くなることはない」そう諦めてはいませんか?
認知症デイサービスさいわいでは、BPSD(周辺症状)と認知機能障害(中核症状)の両面からアプローチする「科学的介護」を実践し、多くのご利用者様の症状改善を実現しています。
回想法などの心理的ケアによって「心の安定」を整え、さらに、水分・栄養・排せつ・運動という基本ケアによって「身体の土台」を整えることで、その人らしい笑顔のある毎日を取り戻します。
そうした取り組みによって劇的な変化を遂げた具体的な事例をご紹介します。
Case 01:3ヶ月で周辺症状が消失。穏やかな笑顔と自分らしい生活を取り戻した
図形模写による認知機能の改善指標
R7年3月(利用開始時)
R7年6月(3ヵ月後)
科学的根拠に基づく改善の取り組みとポイント
| 対象者 | 72歳 女性(要介護1/脳血管性認知症) |
|---|---|
| ご自宅の症状 | 1. ゴミを出していないのに「出してきた」と実際と違う話をする 消失 2. 息子さんとの会話中、「自分の布団に嫁が寝ている」と話す 消失 3. ほぼ毎日、夕食の宅配弁当を翌日の朝か昼に食べる 消失 4. 自分の髪の毛を剃刀で剃ってしまう 消失 5. 内服の管理ができていない 消失 |
| 利用中の症状 | 1. 「鍵を家に置いてきたかもしれない」といい鞄の中や服のポケットを何度も探す 消失 2. 自分のリュックを何回も開けて持ち物を確認する 消失 3. 会話の返答がうまくできず、話を取り繕う 消失 |
| 取り組み | (週3回利用) 【認知機能障害】 水分摂取(利用中平均1800mlの摂取) 運動(屋外歩行を毎回2000m) 【 BPSD(周辺症状)】 ショッピングケア(買い物)、役割り活動、おもいで会(回想法)を実施。 |
| 実績 | 認知機能が改善し、症状が3ヶ月ですべて消失 |
- 変化した”暮らし”とポイント
- 生活の質が劇的に変化しました。混乱の中にいたご本人ですが、現在は意識がハッキリし、自ら行動する意欲や能力が向上しました。ご家族からも喜びの声をいただいています。何より、ご本人の表情から不安が消え、穏やかな笑顔で過ごせるようになったことが最大の成果です。
Case 02: 3ヶ月で拒否や周辺症状が消失。 主体性の回復 、前向きな日常を再開した
図形模写による認知機能の改善指標
R7年6月(利用開始時)
R7月12月(6ヶ月後)
科学的根拠に基づく改善の取り組みとポイント
| 対象者 | 82歳 男性(要介護1/意味性認知症) |
|---|---|
| ご自宅の症状 | 1. 送迎時に無断で外出し、徘徊のような行動が見られる 消失 2. デイサービスへ行くための身支度を拒否する 消失 |
| 利用中の症状 | 1. 言いたいことがうまく伝えられず、コミュニケーションが困難 消失 2. 外へ出て歩き回り、自分の車を探す 消失 3. 入浴や食事を拒否する 消失 4. マシントレーニングに対し「必要ない」と不参加 消失 |
| 取り組み | (週2回利用) 【認知機能障害】水分摂取(利用中平均1500mlの摂取) 運動(屋外歩行を毎回2000m) 【 BPSD(周辺症状)】ショッピングケア(買い物)、役割り活動、おもいで会(回想法)、フレンドシップケア、屋外活動を実施。 |
| 実績 | 認知機能の向上と心理面へのアプローチにより、3ヶ月で全ての症状が消失。 |
- 変化した”暮らし”とポイント
- 最大の転換点は、1日500ml程度だった水分摂取量を1500mlまで引き上げたことにあります。科学的根拠に基づいた水分補給により、意識レベルと認知機能が向上。混乱が解消されることで、意思疎通がスムーズになりました。 また「おもいで会(回想法)」を通じ、かつての社会的役割や輝いていた時期を再確認したことで、失いかけていた自尊心が回復。頑なだった拒否反応が消え、表情も驚くほど明るく豊かになりました。「自分らしさ」を取り戻し、周囲と調和した生活を再開された事例です。
なぜ“カイフクデイサービスさいわい”のケアで認知機能が改善するのか?
基本ケアを基盤とした身体へのアプローチによる覚醒水準の向上
脳を活性化させるためには、まず土台となる身体の状態を整える「基本ケア」が不可欠です。
「水分・栄養・排せつ・運動」の4つの視点から日常のコンディションを整えることで身体の不調や意識の濁りが軽減され、認知機能が本来の力を発揮しやすい状態が整います。
その中でも、1日1,500ml〜1,800mlを目安とした水分摂取と、屋外歩行による運動量の確保は、覚醒水準の向上に直結する特に重要な要素です。
心のケア(回想法・役割活動)による自尊心の回復
「おもいで会(回想法)」を通じて輝いていた頃の自分を振り返ったり、買い物や食事の支度などの役割を担ったりすることで、「自分はまだ役に立てる」という自信を取り戻します。
この心理的な安定が、意欲の向上や症状の消失に大きく寄与します。
社会との繋がりを作る「ショッピングケア」
実際の店舗での買い物などを通じ、社会の中でのルールや判断力を伴う活動を継続します。
施設内に閉じこもらない活動が脳に心地よい刺激を与え、日常生活の質(QOL)を飛躍的に高めます。